正しい姿勢を身に付けるために、まず知っておいてほしいこと
これが「正しい姿勢」です
解剖学的に正しい姿勢とは、横から見ると
- 耳
- 肩
- 大転子(脚の付け根、股関節の骨)
- ひざ
- くるぶし
が一直線に並んでいる状態です。
同時に前(後ろ)から見たときには
下記がそれぞれ平行な状態にあります。
- 乳様突起(頭の傾き)
- 肩峰(肩の高さ)
- 肩甲骨下部(背中のバランス)
- 腸骨稜(腰の高低差)
- 大転子(腰の高低差および脚の長さ)
- ひざ(O脚/X脚)
- かかと(足首のゆがみ)
あなたも正しい姿勢を作ってみましょう
試しに正しい姿勢を作ってみましょう。(鏡の前で確認しながらやりましょう)
上でお伝えしたポイントとは異なりますが、
ここでは自分一人で確認・調整が簡単にできるポイントをあげています。
傾いていませんか?
眉間の位置と鼻、そしてその下に鎖骨のつなぎ目が合うように調整してみましょう。
左右の肩の高さはどうなっていますか?
左右の高さをそろえてみましょう。
その際に頭の位置が再び傾かないように注意です。
おへそが 眉間 − 鼻 − 鎖骨 のつなぎ目のラインと同じ位置にありますか?
まずはつま先をまっすぐ正面に向くようにセットします。人差し指を目安にするとよいでしょう。
その時に、ひざはどこを向いているか注意してください。ひざのお皿が内側や外側に向いていませんか?
ひざ・つま先が同じように正面を向き、ひざと内くるぶしが互いにつくようにしてください。
いかがでしょうか?
実際にやってみると、正しい姿勢のはずなのに
その姿勢を保つのがしんどい方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なかにはがんばってもうまく出来ない方もいるかもしれません。