正しい姿勢を身に付けるために、まず知っておいてほしいこと

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あなたはどちらが綺麗な姿勢だと思いますか?
ほとんどの方が「A」を選択されたと思います。ひと目見ただけで分かりますよね。

このように「綺麗な姿勢」=「正しい姿勢」の重要性は、健康運動フィットネスの場面だけでなく、ビジネスの場面やダンス、茶道などの趣味の場面など、いろいろなシーンで常識になっています。
「正しい」姿勢で得られることって?
正しい姿勢を身に付けると、見た目がよくなるのはもちろん、その他にも得られることがたくさんあるんです。
例えば…
  • 正しい姿勢は、きびきびした動作を可能にし、立ち振る舞いが綺麗に見せられます。身長も高く見せられ好印象を他人に与えます。曲がった背中は老人の象徴であり、逆にシャッキっと伸びた背筋に程よく張れた胸は若々しさをアピールできます。

  • そもそも、洋服はゆがんだ身体を想定して作られてはいません。フィットモデル、またはマネキンの体型に近ければ近いほど、その型で作られた洋服は似合って着られます。O脚などのゆがみは、デザイナーの想定外のシワを生み、丸まった背中や高さの違う肩はジャケットの形を崩します。

  • 伸びた背筋に体型に合った洋服は自信に満ち溢れさせ、相手に信頼感と安心感を相手に与えます。

  • 姿勢が良いとは、無駄な力が抜け効率よく身体を使うことが出来ます。正しい姿勢は、長時間の立ち仕事やデスクワークにも負けません。

  • 正しい姿勢が生み出すバランスの取れた身体の状態と筋肉の使われ方は、無駄なストレスを特定の部位への負荷を無くします。腰や肩、ひざなどへの過度な負担が軽減されることから常に痛みのない楽な身体でいられます。

  • 正しい姿勢である時、身体の中を走っている血管やリンパ管は圧迫を受けることがありません。これは、身体の中の流れが良いと言う事。痛い、つらい箇所は筋肉も凝り固まり、流れが遮断されています。

  • 筋肉がバランス良く緊張をしている事で、姿勢が維持できます。普段、姿勢を崩していることで使用されていない筋肉が活動を開始します。その分だけ、今までより消費カロリーが上がる事となります。

  • 歩くには歩く筋肉、走るには走る筋肉が必要です。この当たり前のことが、姿勢が悪い状態では、上手に使うべき筋肉を使うことが出来ません。さらには使わなくて良い筋肉に余計な力が入ってしまいます。そうなる事で、運動能力は低いものになってしまいます。正しい姿勢を身につけるということは、「もっと楽に強く速く正確に」ということが、自然に出来るようになります。

正しい姿勢になるだけで、こんなにたくさん良いことがあるんですね。
しかし、あなたは自分の姿勢に自信がありますか?